看護師の資格を取得する流れを再度確認しておこう

未経験OKってホント?-看護師ジョブinfo-

心配無用!未経験も積極的に受け入れている職場を紹介します!

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あらためて資格取得までの流れを確認

看護師になるには専門的な知識と実践的なスキルを学び、国家試験に合格しなければなりません。看護師の受験資格は文部科学大臣または厚生労働大臣が指定した学校や養成所を卒業しなければ得られません。独学で勉強しているだけでは取得できないのです。看護師になるルートは大きく分けて4つあります。

あらためて資格取得までの流れを確認

中学卒業後に5年一貫看護師養成課程校に進むルート

中学校を卒業後、高校ではなく看護科と専攻科の教育が行われている5年一貫看護師養成課程校に進学するルートです。准看護師の受験資格が得られる看護科で学ぶ3年間と看護師国家試験の受験資格が得られる専攻科で2年間学びます。より実践的な教育を受けられるのが特徴です。

高校卒業後に4年制の看護大学に進むルート

このルートは他のルートに比べて教育期間が長めですが、看護師に必要な教育だけでなく一般教養も学べるため、より多くの知識を身につけることができます。看護大学では3年間で看護教育を学び、残りの1年で国家試験対策をじっくりと行います。看護師国家試験の合格率は高めですが、絶対ではありません。ですが、看護大学は新卒者の国家試験合格率が最も高いため、「必ず1発で合格したい!」という人にもおすすめですよ。

高校卒業後に看護短期大学に進むルート

看護短期大学は3年制です。看護大学よりも1年短いのですが看護師に必要な知識や技術がしっかりと学べるようにカリキュラムが組まれています。ですが、国家試験の対策期間は限られているため、短い時間で集中して勉強しなければなりません。また、看護短期大学は全国に20校ほどしかないため、選択肢の幅も狭まってしまいます。

高校卒業後に看護師養成所に進むルート

看護師養成所、いわゆる看護専門学校に進むルートです。教育期間は3年で、実習などの実践的な教育が多いのが特徴です。看護短期大学同様、国家試験の対策期間は短く、時間的な余裕がそれほどありません。

看護師国家試験について

国家試験は毎年2月半ばに全国各地で開催されています。試験は必修問題が50問、一般問題が130問、状況設定問題が30問です。所要時間は約5時間20分で午前と午後に分かれて試験が行われます。
合否は約1ヶ月後に郵便で送られてきます。また、厚生労働省の特設サイトでも確認できます。自宅に郵便が届くまで待てない場合はそのサイトで受験番号を確認するといいでしょう。

看護師免許の取得申請について

合格を確認したら医療従事者免許申請窓口で看護師免許の取得申請を行います。就職先によっては申請手続きを行ってくれるところもあるのでお任せして大丈夫ですが、自分で行う場合は「1ヶ月以内に発行された健康診断書」「登録済証明書用はがき」「6ヶ月以内に発行された住民票の写し、もしくは戸籍抄本や戸籍個人事項証明書」「9,000円分の収入印紙」「印鑑」などを準備する必要があります。

これから看護師を目指すあなたへ!

  • あらためて資格取得までの流れを確認
    あらためて資格取得までの流れを確認

    看護師になるには指定された教育機関で学び、看護師国家試験の受験資格を得なければなりません。看護師国家試験は年に1回、毎年2月に行われています。合格率は高めですが絶対ではないので油断は禁物!

  • 未経験でも需要はあるの?
    未経験でも需要はあるの?

    看護師免許を取得して看護師デビューを飾る人が毎年3~3.5万人ほどいますが、実は需要に供給が追いついていない状況なのです。人手不足を補うために未経験の人も積極的に採用しています。

  • 求人を探す際のポイント
    求人を探す際のポイント

    求人を探す際に注意したいのは未経験者向けの教育制度が整っているかどうか。プリセプター制度やクリニカルラダーなどを設けているところはしっかりした指導が受けられるので安心ですよ。